男装女子。FIRST SEASON
大嵐の体育祭。
快晴。めっちゃ空が青かった。
「これより、体育祭を始めます。」
始まりました、体育祭。
『うー、暑い。夏かって思う。』
光「まだ準備体操終わったばっかりなんだけどね。」
零「うさぎ、それ可笑しい。暑くない、普通。」
結「暑がりさんめ!」
裕翔「とか言っている結も半袖短パン。」
結「暑いよね~、ウサギ。」
『超暑いよ。溶けそう。』
結「ごめん、そこまでではないかな。」
『えっ』
炎天下(だと思ってるよ私は)の中、朝から椅子運んで並べて。
普通に暑いです。零はジャージ上下履いてて、他のみんな(結と光を除く)は上ジャージ。
これから暑くなるのに…ねえ?
本当に男子ですか?君ら。
女子の私に負けちゃってるよ!?
なんて言えないので心の中で思っとく。
「プログラムNo.1、50m走です!!走者の人はすぐに移動してください。」
『移動してくださーい。』
零「…やだ。」
蓮「零、出よう?」
そこに蓮が登場。
零「……疲れるの、やだ。」
蓮「…分かった。しっかりと完走したら零の好きな楽譜買ってやる。」
零「分かった。行ってくる。」
『え、決断早。』