男装女子。FIRST SEASON
『あ、そう言えば…ピアノ弾くんだっけ。たまに弾いてるよね~』
蓮「最近はショパンのソナタにハマってるらしい。俺にはよくわからん!!」
『んー、俺もそこまで知識ないんだよね。』
蓮「ウチの中で零と同等に音楽の知識持ってる奴は出雲しかいない。玲央もまあ知ってるかな程度…。」
結「コッチは隼さんと壮吾さんしかいないよ~。俺も全然わかんないんだよね~」
裕翔「僕らはJPOP程度ならまあまあだけど、零たちはクラシック系だからね!」
光「曲とかはよくわかんないけどよく弾いてもらってるよ!」
『俺もよく聞く~』
出雲「れ~ん~!!!こっちに戻っておいで~!!!」
蓮「なんか呼んでる。多分紅茶差し出せだろうな。じゃ、行ってくる!零のことは任せたぞ、光、ウサギ!結も裕翔も頑張れよー!!」
『「「「はーい!」」」』
結「出雲さんに紅茶差し出すために帰っていった蓮さん。」
『たまには違う人がやってもいいと思うんだけど。』
裕翔「どうしても蓮さんの味が良いらしい。」
光「確かに美味しいもんね、蓮さんの紅茶。」
零「ハァ…ハァ…。」
あ、戻ってきた。
『お帰りー、お疲れ様。7位。』
零「だから嫌だった…。」
光「でもその代わり楽譜買ってもらうんでしょ?」
結「良かったな、零。」
零「うん。あれで頑張れた。」
裕翔「うんうん、頑張ってたよ、凄く。」
零「じゃあちょっと…保健室行ってくる…。」
『じゃあって何。』
零「…うさぎも来る…?」
『行かないよ?!』
零「あ…あの人来るって言ってたよ。」
『あの人…?』