男装女子。FIRST SEASON






『美味!!』



百「でしょ?」



隼「随分と豪勢だな。」



悠太「今日は朝の4時起きです!」



百「張り切っちゃいました!!」



「「んねー!」」



『“んねー!”ってお前ら女子か。』



女子が言うのもアレだけど。



出雲「美味しいよ、二人とも。」



「「ありがとうございます!」」



みんなでワイワイご飯を食べているところに



麗華「あら、豪勢なお弁当ですこと。」



ついに登場。



『麗華!久しぶりー!』



麗華「羽咲ー!」



出雲「……来ちゃったか…(遠い目)」



『麗華さーん?メールで話したよね?』



麗華「もちろん存じ上げていますわ、天?」



『そうです。今の俺は宇佐美天だからね。』



壮吾「麗華さんも食べていく?」



麗華「嬉しいお誘いだけれど、ワタクシもう済ませてきましたの。また日を改めて、ね?天?」



『俺かい。いいけども。』



麗華「本当ですの!?じゃあ今月はもう予定が切り詰められていますので来月ですわ!絶対ですのよ!!!!」



『あっはい了解しました来月ですね。』



麗華「嬉しいわー!!!!!!」



出雲「ウサギちゃん?僕ともデート、しようね?」



『え。』



麗華「…あら出雲さん。先にワタクシに越されたからって強引にデートを誘うなんて…紳士らしくないですわ?」



出雲「麗華さんこそ、強引に決めたでしょう??」



バチバチッ



『…えーと。』



隼「いい加減にしろ二人とも。出雲は早く食べないと弁当が全部食われるぞ。麗華はこのあとすぐに予定があるんだろう。そこに車が来ている。」



出雲「ああっ僕のお弁当…!」



玲央「全部俺が食うぞー!!!」



夜「少しは遠慮して俺に寄越せ。」



麗華「はっ…このあと会談があるの忘れていましたわ…!それではまた後ほど!!羽咲、また会いましょうね!!」



『天だってば…まあいっか。行ってらっしゃーい!』



隼「……。」



『隼さーん、ありがとうねー。』



隼「…お前も早く食べろ。」



『うん!』



出雲「…あ、父さんと母さんは今日来れなくなったらしいよ。急な仕事で。」



『え!桜ちゃんと大和くんに会えないの!?残念過ぎる!!!後で写真送ろーっと。』



出雲「…メル友なのかい?」



『メル友!!(ドヤ顔)』



出雲「…後で色々と仕掛けようか。」



隼「止めとけ。お前の両親にすぐバレるぞ。」



出雲「だよねぇ。抜け目ないもんねぇ。」



『っし!ごちそうさまー!!!』



結「あ!俺このあと応援団に行かないと!!」



裕翔「早く早く!!」



蓮「あ、俺もだ。結、行くぞー!」



結「はい!!!!」



零「頑張れー。」



『気合い入ってらっしゃる。蓮は団長で結は大太鼓か。二人ともカッコイイね。』



来年やろっかな~とか思ってる。






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