男装女子。FIRST SEASON





『骨折りはやめてよね?』



ルキ「もちろんだよ。」



『そういや他の3人って誰?』



シキ「知り合い。」



だと思いましたよええ。



レキ「そろそろ始めないと…ほら。」



『おおおう見事に屍となっている。』



シキ「ほかの人も来たみたいだし、ほら。」



『分かったよ〜〜……スゥ……ハァ…。』



呼吸を整え、自分を無にする。



力の加減は…彼らだと70%



『…とりま一瞬で終わらす。…俺の相手は…ルキ。』



ルキ「はい、ご指名ありがとう。…んー、久しぶりだね。」



『そーだね。昔はよくやってたけど…もう随分経った。…今の実力は?』



ルキ「昔の君よりは…あるかな?」



『そっか。良かったね。私も昔よりは…凄く強くなったよ。』



ルキ「……それは果たしていい事なのかな。」



『うん。いいことだよ…ッ!』



バシィィッ



『…良い拳。重くなったね、また随分と。』



ルキ「褒めてくれてありがとう、羽咲?」



『それ今呼んじゃいけないよねッ!』



パシッ



シュッ







ーその頃の応援席ー



隼「……アイツら…。」



出雲「…ふふ、やっぱり彼らは強いね。来るとは聞いていたけど、コレに出てくるとは思わなかったな。」



隼「…知ってたのか。」



出雲「僕に知らないことは無いからね?」



隼「フッ…さすが出雲だな。」



出雲「お褒めに預かり光栄です、キング♪」






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