男装女子。FIRST SEASON
「さあ、残りの種目もあと一つ…!それは武闘闘乱!まず最初は一年生でーす!」
『おー、いよいよだなー。』
結「よっし!狙われることは分かってんだ!蹴散らすぞー!」
光「そうだね!!」
裕翔「零は出ないんだよn…ってもういない。逃げ足速い。」
『…まあしゃーない。一応何人かは倒せる術を夏の間に入れといたんだけど。』
裕翔「痛いのが嫌なんだってー。ちなみに僕も同じ意見ですドヤッ一刻も早くバイトに行きたいですドヤッ」
『はーいそこドヤ顔するのやめてくださーい。』
結「バイト行きたいたら…さっさと終わらすしかないよな。」
光「よし。目標20分!」
裕翔「アイアイサー!!!」
『そんじゃ行くぞー。』
「………。」
「……。」
「さあまもなく始まります、武闘闘乱!勝利の女神は誰に微笑むのでしょうか!!」
大体の人は30%でハイサヨナラ。
裕翔は40%
結と光は45%…ぐらいかな。
「それでは!よーい!!!…始め!!」
パンッ
「「「「「「ウオオオオオオオ!!」」」」」」
気合を入れるように声を出す同学年の奴ら。
『…とりあえずコッチに来たら戦闘開始でイイよね。』
ってのんびり構えてたら普通に
「オイ!アイツ弱そうじゃね?」
「イヤでも一応あのグループに入ってんぞ?」
「大丈夫だろ。見たからに弱そう。チビだし。」
…もっと牛乳飲もうかな…。
二人組が殴りかかってきたので
普通に避け、普通に急所を狙い、倒れました。
『…うーん、20%で良いかも?』
と思えた今日この頃でした。
それから何人かこっちに来て
バキッ
バキッ
瞬殺したので寄り付かなくなった。
『……結さーん、頑張れー。』
結「うぉぉおい!?何で来なくなってんの!?」
『いやあ、俺にもよく分かんないや☆』
結「しかも何で屍と化した奴らを下敷きにして座ってんの!?」
『丁度いいぐらいの高さだよ?座る?』
結「見ての通り今無理です!!!」
だよねぇ。
あ、きたきた……。
三人がかりでやって来た。
『……なんか、様子が変だな。』
注意しとかないと。
「…ッ!!」
バシッ
バキッ
ベシッ
「…やはり一筋縄では行かないな…。」
「そうだな…。」
「……ああ。」
三人は同時に頷くと
『……はぁ…刃物禁止じゃなかったっけ。』
カッターを取り出した一人が言った。
「…降参しろ。」
『は?何で?何で弱い相手に降参しなきゃいけないの??』
「…じゃあ仕方ねぇな。」
「…ああ。殺るぞ。」
『…どうぞ?…別に刃物は怖くもなんとも無いから。』
容赦なく痛めつけた方が…君らの為だろうし。
バッ
パシッ
バキッ
「っぐは…」
バシッ
バキッ
ガンッ
シュッ
『…ッ…。』
腕切られた。…少し深い。
けど今はとりあえずあと一人を倒す。
バシッ
シュンッ
バキッ
『……ふぅ……いてて。』
何とか終わった。…刃物はやっぱり危ないなー。
…あ、コイツ丁度ジャージ着てんじゃん。かーりよっと。
『……よし、OK。…まあ血は…いつか止まるか。ジャージに染み込んでくれればいいし。黒だから目立たないし。』
OK。よし、次だー!
って思ったら。
『一切来なかった。』
裕翔「えっ何それズルくない?」
結「思った。」
『…んー、やり過ぎたかなとは思ったよ?でもさ、もうちょい強いと思ったんだよ……そしたら案外弱かったと。』
光「…ボソッ…女子に負ける男…。」
結「光、それ言っちゃお終いだと思うんだよね。知ってる?俺達も今から殺られるということを…。」
裕翔「……あはっ。」
『…ふふふ、どーする?棄権する?』
堂々と足組んで腕組んで上から目線で言ってみた。
結「…ムカついたから棄権しない!」
光「俺もー、ウサギと戦ってみたかったんだよねー。」
裕翔「僕もやるー!」
『ハイ決定☆』
結局みんなとやるそうです。