男装女子。FIRST SEASON
『…って、何でこんなに人が集まってんの?リビングに全員揃うなんてご飯以外滅多にないじゃん。』
蓮「あー、俺らテストに向けて勉強してたんだ。」
『えっ…みんな絶対頭イイじゃん。何となく、玲央と零は出来なさそうだけど。』
零「勉強は、無理。」
だろうね。
玲央「俺は大体出来るよ。全部平均点以上ですぅ。」
『うっわ腹立つその言い方。』
光「零に勉強を教えながら俺らもやってる感じだよ。」
『へー、そーなんだ。じゃ、頑張ってn』
ガシッ
隼「お前もやるんだぞ。」
『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ』
玲央「イヤ長いわ。」
だって嫌なんだもん。
『さんざんさっきやったじゃん!俺眠い!眠いから寝る!!オヤスミ!!!』
隼「ッオイ、ちょっと待て!」
ダッシュで近くの部屋に逃げ込む。
ガチャッバタンッカチャ
『わーい鍵って便利ィィィ!!』
隼「部屋に逃げ込まれたら何も出来ない。いいからでてこい。」
『明日ちゃんとまたやるから、今日は見逃して!!』
隼「…チッ」
『隼さんちょっと舌打ち怖い。』
隼「…ハーッ…わかったわかった。もう無理に勉強を強要しない。」
…大人しく出る私。ここ他人の部屋だったわそーいや。