男装女子。FIRST SEASON
『だーかーらー!大丈夫だってば!!一人でも生きていけたから大丈夫だっての!!何なのこの人達!保護者!!?私の保護者なの!!?』
あ、つい私って言っちゃった…けど!!
出雲「じゃあ総合的に見て僕が引き取るよ!」
隼「どこをどう見て総合的なんだ。」
蓮「ダメだコイツ。」
壮悟「ほら、ここはやっぱり俺が…」
玲央「アンタもダメだから!!!スキあらば奪うだろ!!」
悠太「玲央もそれなりに…ね。」
玲央「悠太もな!!?」
夜「よーし、じゃあ俺でいいよね。」
百「夜はしれっと色々と奪いそうだよね。」
『…話聞けーい。』
出雲「だって、僕お金持ちだよ?」
結「しれっとお金持ち宣言。」
出雲「家も豪華だし料理も豪華!ベッドもお風呂も超豪華!!こんな素晴らしいところに食いつかないわけがない…!」
『…た、確かに…いいかも…?』
決して料理に釣られた訳では無い。
壮悟「じゃあ公平を期すために…全員の家を回るって言うのはどう?」
「「「「「「賛成」」」」」」
『ちょーい。俺の意見どうした。』
結「はいはーい!だったら俺も来て欲しい!!」
裕翔「僕もー!!」
壮悟「じゃあ全員の家に回るということで!」
隼「…俺と蓮は難しいな。」
零「うん、そうだね。あと光も…?」
光「大会挟んじゃったからね…今度来てもらうよ!」
壮悟「じゃあ4人はまた今度ということで。それじゃあ決定!」
……もう、いいや。ほっとこう。
深夜。一年生組は確実に寝ている時間。
ガチャ
隼「…秋さんが呼んでる。」
壮悟「ウサギを?この時間帯に…?起こそうか?」
隼「…イヤ、ウサギ以外全員呼ばれた。」
壮悟「分かった。起こしてくるよ。二年三年は多分まだ起きてるハズだから、隼は一年を起こしてくれる?」
隼「ああ。」