男装女子。FIRST SEASON
『じゃあ秋さんは義務を放棄している!先生なのになんで授業やんないの?俺の言葉そんなにグサってきた?グサってきたならそれはそれでいいけど。』
秋「なんでだよッ」
『とにかく!授業で教えられてないところは俺わかんない!でも、やってなかった俺も悪い!だから半分!』
秋「ダメだ。」
チッ
秋「オイ、今舌打ちしただろ。」
『…分かった。…俺はもう秋さんとは絶交するよ…こんなに分かり合えないなんて思ってもなかったから悲しいけど…家も出ていくよ…もちろん俺は秋さんの授業には一切出ないから…大丈夫、間違っても秋さんが中二の時にお化け屋敷でビビってチビったなんて言わないから…』
秋「分かった。半分にしよう。」
『よっし!』
結「え?最後なんて言った?」
『秋さんの弱み?』
結「マジか。てか秋さんとの関係って」
『親子。』
結&裕翔「「マジか。」」
秋「…クソ、なんでアイツそんなこと知ってんだよ……まさかアイツ…?」
『これで課題は半分!俺を敬え皆の者!!』
「「「「「「「「「ははーっ」」」」」」」」」
『でも遅刻してきた奴らは問答無用で全部だから。』
結「げっ!!マジでか!!俺全然勉強出来ないのに…!」
『ああ、結きゅんぽい。』
=バカそう。
結「みっ見た目で判断しちゃダメだから!!」
裕翔「結は自分で言ったんでしょ。ちなみに本当に苦手な科目は英語と物理。あとはまあまあ苦手だよね~。」
『…いかにもだね!』
結「そういうウサギはどうなんだ!!」
『おっ俺はほら、理系だから!』
光「つまり文系はダメと(笑)」
そういう事です!光さん!
『でも赤点は取ってないし!』
ギリギリだけどね!!
「結ぐっ…」
零「Zzz…」
『…今のこのやりとりでもマジで起きないってこの子最強だネ。』
抱き抱えながら敬えとか言っちゃったよ。