男装女子。FIRST SEASON







出雲「このフロアは全部お客さんが使う部屋だよ。シャワールームとバスルームは二つずつ、お手洗いは四つずつフロア事にあるよ。あ、でもバスルームは各部屋に一つはついてるからね。」



『イヤ個数おかしいんだけど。』



出雲「え?そうなの?」



そうだよ!!?



出雲「そうそう、羽咲は僕の隣の部屋に居てもらうからね♪」



『…えええ。寮と変わんないじゃん。』



出雲「でも部屋は寮より二倍も三倍も広いよ?」



『どんだけ広いんだよ!!貴方の住んでる寮も充分広いと思うんだけど!!?』



出雲「最初見た時はびっくりしたね~」



でしょうね!!!



出雲「でも隼居るし、仲間もいるから退屈では無かったよね~」



『ソーデスネー。』



出雲「でも割と暇な日もあったなぁ…。」



『へー。』



出雲「例えば去年の秋…僕は暇すぎて暇すぎて!メンバーの携帯に忍び込んでイロイロと遊んだなぁ…」



えっ



出雲「懐かしい。またやろうかな。」



『やらなくて良い!!てかもう一生やるな!!怒るでしょみんな!!』



主に玲央(と隼)。



出雲「あ、明日遊びに行こっか。」



『唐突だネ…。』



もう疲れたよ…相手にするの。



~~♪



『ん…?…あ、玲央だ。ピッもしも』



玲央「お前今どこいんの!!」



『出雲のお家に連れ去られた。』



出雲「酷いなぁ。僕が悪いみたいじゃない?」



『いや十中八九お前が悪い。』



玲央「…俺らも今京都だからそっち行く。」



『えっそれホント?』



玲央「…壮悟さーん。」



壮悟「はいはい…もしもし?ウサギ?」



『あ、壮悟だ。…てことはホントにみんな居るってこと?』



「「「「「「「「「「わーい!!!!!」」」」」」」」」」



『マジかい。』



壮悟「…という訳で、今から全員そっち行くから。あ、出雲に代わってくれる?」



『いーよー…出雲。壮悟から電話。』



出雲「もしもしー?……ハイハイ、ごめんね、みんな。…大丈夫大丈夫。誰も取って食べたりしないよ。…うん、分かったよ。じゃあまた後でね?」



『…ご飯の話?』



出雲「…ふふふ。」





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