男装女子。FIRST SEASON
そして…なんともう来た。みんなが。
『…早いねぇ。』
玲央「優雅にお茶してんじゃねぇ!!」
壮五「連れ去られたって聞いてびっくりしたよ。」
蓮「無事だったな!」
結「俺何気に出雲さんち初めて来た…!」
裕翔「それな…!」
夜「ヤバくね?デカくね?ヤバくねー?」
百「ボキャブラリーね笑」
零「…普通…じゃないの…?」
光「ウンウン。普通じゃないよ。」
悠太「ウサギ、女の子の格好だね。可愛いよ。」
『ふぉぉう…!…あ、アリガトウゴザイマス…。』
玲央「照れるな、お前は女子だ。」
『着慣れない格好だよね…ひらひらしててヒールて…何年も履いてないわ!!』
隼「…可愛いぞ。」
『……あ、ありがとう…。』
みんなに言われると照れるけど、隼に言われるともっと照れる。
出雲「…泊まるの?」
「「「「「「「「「「「当たり前。」」」」」」」」」」」
出雲「しょうがないなぁ。もう、君たちはホントに僕のことが大好きだね…。じゃあ下の階で適当に使っていいよ。」
玲央「気色悪いわ。」
光「自意識過剰かもしれませんよ出雲さん。」
出雲「ふふ、酷いなぁ。」
『…あ、桜ちゃんと大和くんが来る…。』
コンコンッ
出雲「どーぞ?」
桜子「あらあら、久しぶりねぇ…!」
大和「相変わらず賑やかだね。」
「「「「「「「「「「「こんにちはー!」」」」」」」」」」」
桜子「ふふっ元気ね。みんなゆっくりしていってね~。」
大和「じゃあね。」
パタン
『…みんな敬語だった。』
光「だって先代の方だよ?敬語じゃないと締められる。」
『え、そんなに怖いの?大和くんと桜ちゃん。』
悠太「大和くん…なんて一生呼べません。」
玲央「ホント、ウサギは最強だわ…。」
蓮「大和さん、ああ見えて強いからなぁ。」
『…マジか。ひ弱に見える…今度手合わせしてもらおっと。』