男装女子。FIRST SEASON





ガチャ



壮悟「あ、お帰り、みんな。」



蓮「おー!楽しかったか?」



『美味しかった。』



零「…



蓮「そーかそーか。良かったな。」



結「隼さんと出雲さんはどこにいるんですかー?」



壮悟「二人共部屋に戻ったよ。」



裕翔「じゃあお土産は冷蔵庫に閉まっておこう。」



悠太「手伝うよ。」



玲央「…ヒィィィ…ジジイにここにいることバレたァァァ…。」



光「玲央さんはどんだけお爺さんのこと嫌いなんですか。」



玲央「手伝わされるんだよ家業を…。」



零「…どん…まい…?」



玲央「…今だけ零が恨めしい。」



『じゃあ俺は…じゃなくて、私も部屋戻ろー。』





















『…廊下が無駄に広いし長いし、ドアも窓も無駄に多い…。』



シーンとしているからか、木々の揺れる音や鳥の声が聞こえる。



今は夕方。日も暮れはじめている。



ふと、一つだけ開いているドアを見つけた。



『…覗いちゃう?』



何となく、気になる。







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