俺達がお前を必ず守ってみせる
4人組と少女
「一回、外に出たいなぁ…」
私、松崎詩音は、親が死んでから、一度も外の世界を見たこともない。
なぜなら、私が王族松崎家の生き残りだからだ。
親が死んだのは、私が3歳の時。
私のお父さん松崎颯人(はやと)がある殺し屋に狙われていた。
そのことを分かっていたお父さんは、私を親戚の家に預けた。
そして、お父さんが殺された。そして、親戚のお母さんが
「貴方はもう、お城から出ては行けないわよ」
私にそう言った。
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