色を待つ僕と雪を待つ君。
次の日、目を開けるとそこには、今までの僕には無かった「色」があった。
僕はもう彼女はいないというのを改めて実感し、また涙をこぼしそうになったがグッと堪え、すぐに彼女にもらった球根を庭に植えた。
12月のある日の朝だった。

それから2ヶ月後。
色のある世界での生活にも慣れてきた僕は、学校に行くため家を出た。
そして、ふと足元に目をやると、そこには綺麗なスノードロップの花が2輪咲いていた。
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