わたしにキセキがおきるなんて


目があったら
そらされた











すごい可愛いんだけど







「あんま..見んな!



都築は..都築はだれか好きなやついるのか?」










え、え?


わたし?



「そんな..」



こんな近くで言えないよ




「好きなやついるのか?」




悲しそうな声が聞こえた







「わたしは
ずっと..ずっと高野社長のことが


好きでした!」





目を見れなくて



下を向いて


精一杯伝えた









「本当か?」






「本当です。あの飲み会のときからずっと。

社長が木藤さんを好きなときも。」








時がとまった..ような気がした






「は?」

「え?」



「俺が木藤のこと?好きって?」





「はい。社長のこと見てたのでわかります。
木藤さんを特別に思ってること。」




社長が焦ってる





「木藤とはまぁ、、仕事のパートナーというか。」



「まあ、俺の親友の彼女だし。特別っちゃあ特別なのかな。」






そうなの?




「え?本当ですか?」




「俺もあの時から、ずっと都築しか見てない。


最近、都築可愛くなったから焦った。


あんな都築、見せたくないって思って
こんな卑怯な真似した。
本当申し訳ないって思ってる」





しゅんとしてる社長

初めて見た





きゅーん





「すごく嬉しいです。」
















あ、目があった






距離が近くなる









「好きだ」
「好き」







\♡︎/






12月24日イブのこの日に




わたしにキセキがおきるなんて









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