ずっと、君との約束を。
prologue
僕は、君の味方だよ。
何があっても、絶対に。
だから、僕のことずっと忘れないで。
僕と君の約束だよ。
その約束はまるで呪いのように、今でも記憶に刻まれている。
あんな事故の後でも、決して忘れることは無かった。
だだ1つの記憶。
幼少期に父を亡くし、記憶を無くした。
そしてついに、先日母をも亡くした。
身寄りのなくなった私は、唯一の記憶を頼りにあなたのいる街へ向かった。