ずっと、君との約束を。
これってやっぱり
それからお店は無事に始まり、宣伝の効果もあって大繁盛だった。
何人か千秋くん目当ての女の子もいたみたいだけど、千秋くんは裏から出てこなかった。
「比嘉ちゃ~ん一緒に写真撮って~!」
「あ、はい!いいですよ。」
「かぁわいいね、比嘉ちゃん~。そーだ、アドレス交換しよ~よ~」
「え、え~っと‥困ります…。」
今日はこういうセクハラまがいの人もいて大変困っている。
これくらいならまだ可愛い方だが、体を触られたりするもんだから鳥肌モノだ。
「すみません。そういったお誘いは全てお断りさせていただきます。」
「…尚哉くん…。」
「蒼。嫌なことは嫌だって言わないと。僕に言ってくれれば助けられるから。」
「ありがとう。」
時計を見れば、すでに昼の休憩の時間に入っていた。
「…蒼さ、お昼休憩まだだったよね?一緒に休憩しない…?」