極上求愛~過保護な社長の新妻に指名されました~
「今日から研修することになった槙くんよ。4月からの配属はおそらく別課になるんだけど…それまでにしっかりうちで基本、学んでいってもらうつもりだから」
「槙 昂太です。短い期間ですが今回頂いたこの機会を無駄にしないよう、精一杯頑張ります。よろしくお願いします」
すっと通った鼻筋に形のいい唇、少しクセのあるふわっとした髪。
青碧(せいへき)色の吸い込まれそうな瞳は、どこか妖艶な雰囲気と愛らしさの両方を兼ね備えているようだった。
「柏木さん、槙くんについてあげてくれるかしら」
「あ、はいわかりました」
編集長の言葉に槙くんの瞳が真っすぐに私へと向けられる。
「柏木茜です、よろしくね」
「よろしくお願いします、柏木先輩」
にこっと花が咲いたみたいに笑う槙くんの笑顔は可愛くあどけない印象で、それが年齢よりも彼を若く見せるようだった。
なんだかお人形さんみたいな子だな…
そんなことを考えているうちに、編集長に使うデスクを指定された槙くんが私の右隣にやってくる。
右隣が槙くん、左隣が美月ちゃん。フレッシュな2人に挟まれてなんだか自分も気持ちが引き締まる心地がする。
「とりあえずパソコン立ち上げてログインしてね」
「はい、わかりました」
テキパキとタイピングしていく槙くんの手つきはスマートだ。
その上画面に目を向ける横顔は鼻筋が通っているせいかものすごく綺麗で…なんというか、絵になるなぁなんて漠然と考えてしまうほどだった。
「槙 昂太です。短い期間ですが今回頂いたこの機会を無駄にしないよう、精一杯頑張ります。よろしくお願いします」
すっと通った鼻筋に形のいい唇、少しクセのあるふわっとした髪。
青碧(せいへき)色の吸い込まれそうな瞳は、どこか妖艶な雰囲気と愛らしさの両方を兼ね備えているようだった。
「柏木さん、槙くんについてあげてくれるかしら」
「あ、はいわかりました」
編集長の言葉に槙くんの瞳が真っすぐに私へと向けられる。
「柏木茜です、よろしくね」
「よろしくお願いします、柏木先輩」
にこっと花が咲いたみたいに笑う槙くんの笑顔は可愛くあどけない印象で、それが年齢よりも彼を若く見せるようだった。
なんだかお人形さんみたいな子だな…
そんなことを考えているうちに、編集長に使うデスクを指定された槙くんが私の右隣にやってくる。
右隣が槙くん、左隣が美月ちゃん。フレッシュな2人に挟まれてなんだか自分も気持ちが引き締まる心地がする。
「とりあえずパソコン立ち上げてログインしてね」
「はい、わかりました」
テキパキとタイピングしていく槙くんの手つきはスマートだ。
その上画面に目を向ける横顔は鼻筋が通っているせいかものすごく綺麗で…なんというか、絵になるなぁなんて漠然と考えてしまうほどだった。