極上求愛~過保護な社長の新妻に指名されました~
――次の休み、いつ?
そうメッセージが届いた携帯画面を手に興奮気味に詰め寄ってくる茉優を、夕が落ち着かせるように止める。
リビングのソファに横並びでもたれながら、ここ数日の出来事を親友2人に報告していた。
「急に朝帰りしたと思ったらイケメン社長が茜を訪ねてきてそしたらその人にキスされてプロポーズまで!?」
「乗り出さないで茉優」
「なんか私もわからないんだけどそんなことになっているみたいで」
「なんで他人事よ!」
あぁ、耳がキーンってする…
「で、次の休みは?」
「土曜日だけど」
「どうするの?」
「えっと…」
一瞬言い淀んだだけで会話のキャッチボールは途切れて、茉優が続けざまに畳みかける。
「行かない選択肢がどこにある!」
「なんで茉優が返事すんのよ」
マシンガンのように言葉が止まらない茉優に、すかさず夕がつっこみを入れた。
「相沢さんのこと、嫌いなの?」
嫌いなのか、そう聞かれて自分に尋ねてみるけれど…それ以前の問題といいますか。
そうメッセージが届いた携帯画面を手に興奮気味に詰め寄ってくる茉優を、夕が落ち着かせるように止める。
リビングのソファに横並びでもたれながら、ここ数日の出来事を親友2人に報告していた。
「急に朝帰りしたと思ったらイケメン社長が茜を訪ねてきてそしたらその人にキスされてプロポーズまで!?」
「乗り出さないで茉優」
「なんか私もわからないんだけどそんなことになっているみたいで」
「なんで他人事よ!」
あぁ、耳がキーンってする…
「で、次の休みは?」
「土曜日だけど」
「どうするの?」
「えっと…」
一瞬言い淀んだだけで会話のキャッチボールは途切れて、茉優が続けざまに畳みかける。
「行かない選択肢がどこにある!」
「なんで茉優が返事すんのよ」
マシンガンのように言葉が止まらない茉優に、すかさず夕がつっこみを入れた。
「相沢さんのこと、嫌いなの?」
嫌いなのか、そう聞かれて自分に尋ねてみるけれど…それ以前の問題といいますか。