極上求愛~過保護な社長の新妻に指名されました~
「っ、はぁ~…」
え、ため息!?なんで!?
次の瞬間なぜかうなだれるようにして私の胸に崩れ落ちた相沢さんの後頭部に焦って声を掛ける。
「ごっ、ごめんなさい!迷惑でしたか…」
「~っ違う」
「…え?」
「茜ちゃん…それ反則…」
そんな小さな声が聞こえたかと思った瞬間、くるっと上半身をドアの方へ向かせられ、相沢さんに背を向ける状態になった。
「ちょっとそっち向いててね」
振り向こうとした動きはそんな相沢さんの言葉に制されて、何が何だかわからないままとりあえず言われた通りそのままでいると。
え…?
首元に何かが触れ…目をやると、そこにはさっき街頭で私が見ていたネックレスが輝いていた。
「これ…」
「せっかく恋人同士になれたっていうのに、一緒にいられないそのお詫び」
「っ…」
「なーんて言って、俺が茜ちゃんに自分が贈ったものを身に着けていて欲しいだけなんだけど」
俺って意外と独占欲強いみたい、そう囁くように付け加えて、相沢さんが後ろでふっと笑う気配がした。
「ただいま―…って、うわあっ!」
「おかえりっ」
家に入ると靴を脱ぎ終わるよりも早くリビングから玄関に向かって飛び出してきた茉優と夕に驚いて、思わずよろけて転びそうになる。
え、ため息!?なんで!?
次の瞬間なぜかうなだれるようにして私の胸に崩れ落ちた相沢さんの後頭部に焦って声を掛ける。
「ごっ、ごめんなさい!迷惑でしたか…」
「~っ違う」
「…え?」
「茜ちゃん…それ反則…」
そんな小さな声が聞こえたかと思った瞬間、くるっと上半身をドアの方へ向かせられ、相沢さんに背を向ける状態になった。
「ちょっとそっち向いててね」
振り向こうとした動きはそんな相沢さんの言葉に制されて、何が何だかわからないままとりあえず言われた通りそのままでいると。
え…?
首元に何かが触れ…目をやると、そこにはさっき街頭で私が見ていたネックレスが輝いていた。
「これ…」
「せっかく恋人同士になれたっていうのに、一緒にいられないそのお詫び」
「っ…」
「なーんて言って、俺が茜ちゃんに自分が贈ったものを身に着けていて欲しいだけなんだけど」
俺って意外と独占欲強いみたい、そう囁くように付け加えて、相沢さんが後ろでふっと笑う気配がした。
「ただいま―…って、うわあっ!」
「おかえりっ」
家に入ると靴を脱ぎ終わるよりも早くリビングから玄関に向かって飛び出してきた茉優と夕に驚いて、思わずよろけて転びそうになる。