極上求愛~過保護な社長の新妻に指名されました~
茉優に引っ張られるままリビングに入りソファに座らせられると、私を押し込むようにして夕が私の横に座る。
「…で、どうだったのよ!」
「どうって…ていうかせっかくの日曜日なのに2人とも出かけてないなんてめずらしいね、しかも部屋着で…」
左隣の茉優はいつにもまして迫力があって少しびっくりしたけれど、頭に浮かんだ疑問が先に口をついて出た。
「茜会議してたの」
「茜会議!?」
冷静にそう言い放った右隣の夕は、いたって真顔である。
「ってそんなことはどうでもいいのー!」
逸れそうになった話題を引き戻すかのように響いたそんな茉優の一言を合図に、両端からずいっと2人の顔が近づいた。
「「デートの結果は!?」」
「…お付き合いすることになりました」
鼓膜に圧がかかるほどの迫力に圧倒されながらも、ようやく答えたその数秒後。
「きゃーーっ!!」
「あぁあ、よかったね、茜…」
ぐわんと大きく揺れた視界。
それは感情を抑えきれないかのように持っていたクッションごと茉優に抱きしめられたからで。
その視界の端では、感極まったかのように泣き出しそうになっている夕の姿が見えた。
「ありがとう、2人とも」
自分のことのように喜んでくれる2人の大親友の優しさに…なんだか少し、泣きそうになった。
「…で、どうだったのよ!」
「どうって…ていうかせっかくの日曜日なのに2人とも出かけてないなんてめずらしいね、しかも部屋着で…」
左隣の茉優はいつにもまして迫力があって少しびっくりしたけれど、頭に浮かんだ疑問が先に口をついて出た。
「茜会議してたの」
「茜会議!?」
冷静にそう言い放った右隣の夕は、いたって真顔である。
「ってそんなことはどうでもいいのー!」
逸れそうになった話題を引き戻すかのように響いたそんな茉優の一言を合図に、両端からずいっと2人の顔が近づいた。
「「デートの結果は!?」」
「…お付き合いすることになりました」
鼓膜に圧がかかるほどの迫力に圧倒されながらも、ようやく答えたその数秒後。
「きゃーーっ!!」
「あぁあ、よかったね、茜…」
ぐわんと大きく揺れた視界。
それは感情を抑えきれないかのように持っていたクッションごと茉優に抱きしめられたからで。
その視界の端では、感極まったかのように泣き出しそうになっている夕の姿が見えた。
「ありがとう、2人とも」
自分のことのように喜んでくれる2人の大親友の優しさに…なんだか少し、泣きそうになった。