極上求愛~過保護な社長の新妻に指名されました~
◇◇◇
それは午後7時前。一段落した仕事に息を吐いてから大きく伸びをしたときだった。
「茜!」
名前を呼ぶ声が聞こえ、振り向いた先にいた人物に少しだけ驚く。
「秋ちゃん!どうしたの珍しいね」
「よかったまだいて…」
こちらへと歩いてくると、私の顔を見た彼は安心したように微笑んだ。
「今日仕事が一段落したんだ。よかったら飯付き合ってくれない?」
「「お疲れー!」」
にぎやかな居酒屋でビールジョッキを合わせて響いた軽快な音に、思わず笑顔がこぼれる。
「そういえばこの前も思ったんだけどさ、茜いつからビール飲めるようになったんだ?」
「あぁ、初めの一杯だけだよ。2杯目からはしれっとウーロンハイに見せかけたウーロン茶を飲みます」
「はは、別に見せかけなくても」
あまりお酒に強くない私とは正反対で、秋ちゃんはものすごくお酒に強い。
「学生の頃はいっつも秋ちゃんに家まで送ってもらってたっけね」
「安心しろ、今日もちゃんと送り届けてやるから」
「ふふ、ありがとう」
久しぶりの2人の時間は終始笑いっぱなしで、秋ちゃんのお酒と私のウーロン茶はどんどん進んでいった。
「あの彼氏とは順調なのか?」
「え?うん、普通に順調だよ」
そうして、気が付けば話題は私の彼氏である雪さんに関する質問コーナーに突入していた。
それは午後7時前。一段落した仕事に息を吐いてから大きく伸びをしたときだった。
「茜!」
名前を呼ぶ声が聞こえ、振り向いた先にいた人物に少しだけ驚く。
「秋ちゃん!どうしたの珍しいね」
「よかったまだいて…」
こちらへと歩いてくると、私の顔を見た彼は安心したように微笑んだ。
「今日仕事が一段落したんだ。よかったら飯付き合ってくれない?」
「「お疲れー!」」
にぎやかな居酒屋でビールジョッキを合わせて響いた軽快な音に、思わず笑顔がこぼれる。
「そういえばこの前も思ったんだけどさ、茜いつからビール飲めるようになったんだ?」
「あぁ、初めの一杯だけだよ。2杯目からはしれっとウーロンハイに見せかけたウーロン茶を飲みます」
「はは、別に見せかけなくても」
あまりお酒に強くない私とは正反対で、秋ちゃんはものすごくお酒に強い。
「学生の頃はいっつも秋ちゃんに家まで送ってもらってたっけね」
「安心しろ、今日もちゃんと送り届けてやるから」
「ふふ、ありがとう」
久しぶりの2人の時間は終始笑いっぱなしで、秋ちゃんのお酒と私のウーロン茶はどんどん進んでいった。
「あの彼氏とは順調なのか?」
「え?うん、普通に順調だよ」
そうして、気が付けば話題は私の彼氏である雪さんに関する質問コーナーに突入していた。