極上求愛~過保護な社長の新妻に指名されました~
「これで大丈夫ですか?」
「あぁ、ありがとな」
コンシェルジュである後輩から氷が入ったバケツとテーピング用の包帯を受け取った。
「先ほどのものはいつ頃お持ち致しますか?」
「日付けが変わる前ギリギリで頼む」
「かしこまりました」
茜に聞こえないように返事をしてから後輩を見送り、バケツの中に水を注いでからソファに座る茜の元に戻る。
「ちょっと冷たいけど我慢しろよ」
「え?うわあっ…」
ソファの前に屈んで少し腫れた茜の足を小さく持ち上げ、氷水の中に突っ込んだ。
「つっ冷たい!秋ちゃん!」
「だから冷たいって言っただろ。今冷やしとかないと明日に響くぞ」
「っ、はい…」
大人しくなった茜を確認してから立ち上がり、タオルを用意しにバスルームへ向かう。
ちょうど良いサイズのタオルを持ってリビングルームに戻ると、茜がこちらを向いて口を開いた。
「ありがと」
「どういたしまして」
「でもこれ、あと何分くらいですか」
「最低15分」
「えっ、無理凍る!」そう言って足を上げようとする茜は本当に子どもみたいだ。
けれど、そんな姿でさえただただ可愛いと感じてしまう自分は結構やばいと思う。
明日の仕事に支障が出ないように我慢するよう大人の理由で茜をなだめ、自分も近くの椅子に腰を下ろした。
「あぁ、ありがとな」
コンシェルジュである後輩から氷が入ったバケツとテーピング用の包帯を受け取った。
「先ほどのものはいつ頃お持ち致しますか?」
「日付けが変わる前ギリギリで頼む」
「かしこまりました」
茜に聞こえないように返事をしてから後輩を見送り、バケツの中に水を注いでからソファに座る茜の元に戻る。
「ちょっと冷たいけど我慢しろよ」
「え?うわあっ…」
ソファの前に屈んで少し腫れた茜の足を小さく持ち上げ、氷水の中に突っ込んだ。
「つっ冷たい!秋ちゃん!」
「だから冷たいって言っただろ。今冷やしとかないと明日に響くぞ」
「っ、はい…」
大人しくなった茜を確認してから立ち上がり、タオルを用意しにバスルームへ向かう。
ちょうど良いサイズのタオルを持ってリビングルームに戻ると、茜がこちらを向いて口を開いた。
「ありがと」
「どういたしまして」
「でもこれ、あと何分くらいですか」
「最低15分」
「えっ、無理凍る!」そう言って足を上げようとする茜は本当に子どもみたいだ。
けれど、そんな姿でさえただただ可愛いと感じてしまう自分は結構やばいと思う。
明日の仕事に支障が出ないように我慢するよう大人の理由で茜をなだめ、自分も近くの椅子に腰を下ろした。