「また、会いに来るからね」
「奇跡なら、もう何度も起きてる」



そう、ずっとこの寝ていた間奇跡だった。



もう、"奇跡"は始まっていた。




もう、驚かない。



これ以上の驚きはない。



「好き?」




君からの問いかけ。



照れたように見る瑠奈。



「好きだよ、気持ちは変わらないよ」




俺は、瑠奈を抱き締めた。



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