彼は高嶺のヤンキー様(番外編)



高千穂ちゃんのリアクションで火がつく。



「大マジよ!さあ、良い凛ちゃんを見て目を養うのよ!いいわね!?」

「お・・・押す!!」



気合いのこもった返事。

合格ね!



「これがプレミアクラス!こっちがノーマル!わかる!?」

「押す!」

「じゃあ、次の画像−−−寝巻きと、散歩中は、どっちがプレミア!?」

「え!?寝巻−−−?」

「散歩中だ・・・!」

「す、すんませーん!!」



〔★オネェのメンチ、ヤンキーガールに効果あり★〕



「寝巻きと、散歩中は、どっちがプレミア?」

「散歩中っす!」

「ピンポンピンポン大正かーい♪じゃ、次、いってみましょうかー♪」

「オッ、オッス!!」



年押ししてから2問目へ♪

目利きはこうやって育てるものよ♪



〔★スパルタ教育だった★〕



高千穂ちゃんへの凛ちゃんレッスン♪

プラミア凛ちゃんを高千穂ちゃんに覚えさせてる間、あたしはアフタヌーンティーの用意をした♪

コーヒーも良いけど、たまには紅茶も良いでしょう?

イギリス製のカップとソーサーとティーポットと〜クリーマーとシュガーとジャグをお盆に乗せる。

もちろん、1段目にスコーンなどの焼き菓子、2段目にフルーツとケーキ、3段目にサンドイッチをのせたケーキスタンドも忘れない♪

美味しいお菓子に、オシャレで〜キレイで〜可愛いものをセレクト♪

そんな可愛いお茶会の主役は−−−



(可愛い凛ちゃん♪)



「高千穂ちゃん〜お茶にしましょう!」

「うわぁ!すっげぇイイっすね!?」

「可愛いでしょう〜?凛ちゃんの激プレミア画像を見ながら、少し休みましょうね〜♪」

「!?激プレミアって・・・!?」

「ウフフ♪これが、皇助から入手した激プレミア画像よ〜♪どう!?良いでしょう!?最高よね〜!?」

「ああ・・・イイッスネ・・・!」


まばたきしないで、食い入るように見る高千穂ちゃん。

ホント、凛ちゃん関係は〜ア・マ・ノ・ジャ・ク・だぞ♪

2人で凛ちゃんコレクションを見ながら、本人の到着を待つあたし達♪



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