彼は高嶺のヤンキー様(番外編)



(マジでカンベンしてくれよ−−−!!)



嬉々として、モニカ先輩から聞かされる凛の話に・・・あたし、高千穂カンナは、かなり参っていた。



(凛が来るっていうから、早めに龍星軍の溜まり場に来てみれば〜!)



いたのは、モニカ先輩。

あたしはモニカ先輩のことは、キライじゃない。

むしろ、センスも話も合うので、すっげー好き。

龍星軍で1番、尊敬・敬愛してて好きなんだけどさぁ〜



「皇助ったら、こんな画像を1人占めしてたのよ!?あいつもカワイイとこあるわよねー」

「ウワーマジッスカ?イメージカワッター」

「でしょう〜!?」



(これ、話すの何回目なんだよっ・・・!?)



3回は越えたぞ!?

聞きあきすぎて、返事が片言になるー!!

同じ返事しか出てこねぇー!!



〔★すでに、ロボカンナが誕生していた★〕



凛のことになると、人が変わるモニカ先輩。

『凛ちゃんが来るまでの間だけ♪』と言われ、エンドレスで、ず−−−−−−−−−っと!!

凛の話をされている。

同じ・・・似たようなのろけ話を、リピートされている。

もはや、瞬きする力も残されていない・・・!



〔★目を見開いていた理由がそれだ★〕



「凛ちゃん遅いわね−?」

「ハイ・・・!」



早く来やがれ、クソ天然プリティー小動物。



(さっさと来ないとマジ殺す!ガチで殺す!早く来て下さいこの野郎−−−!!)



〔★最後は懇願系になっている★〕



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