【青・中編・画】「marriage」我関せずの赤面症
食べない人種は食費が存在ない。
お腹がすいた私と決着をつけに来た、ごろにゃあ。
痩身優美を保つ為、自作の食事を試食して捨てている。

思った。

ファンデーションを盗めない。つまり、ここが私と彼との最終ステージなのだ。

住宅ローン上発生してるカードローンも、返すあてもないのに満額いっていた。

ファンデーションを盗んだら今度はグロスを盗めと指示されるかもしれない。

亡き父は警察官だった。
亡き母は仏教徒だった。
私は、生真面目だった。

ファンデーションもグロスも何も盗めない。
他の職と違い「子供の犯行」でも懲戒免職になる父。そしたら一家路頭にさまようと、躾られた私達。
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