【青・中編・画】「marriage」我関せずの赤面症

後で聞いた噂によると
おメイクした人々をアートフォトグラフィーと偽り撮影して、その裸体写真をブルセラに売るらしい。一ショップだけに(ブルセラ全ショップに発信される、其はもう使用済みだから使用不可と)その二枚を六万円で売り、はいさよならが事実らしい。

良かったね、私。
防犯捨てなければ亡き母が「助ける」と言っていたし……
とにかく文鳥とチワワの事を想い。
「覚えた」を
「無くした」

たんぽぽを根っこから掘り出し、手渡したかった私。

縁を切った実の姉に略奪されたと聞いては、嫉妬のあまり二人で火柱(土葬志願者だったのに)になれば良いと、狂っていた時もあった。

私が垢すりで意識朦朧となった時、みほちゃんのごろにゃあと愛しあっている吐息が聞こえても忘れていた。

「波瀾万丈」の意味も知らずに「ロマンチックな」と勘違いした私に付き合ってくれて「拷問」だったけれど、ありがとう。

ごろにゃあがみほちゃんを愛してる真実が赤面症の為、思い出せずにふらふらだった。