【青・中編・画】「marriage」我関せずの赤面症

「へたくそ」と家の前を自転車で通るすまいりーは銭湯の黒ゲルマニウム岩盤浴に行く度に、大きな声で私を罵る。私は物証が欲しくなるくらい不愉快な想いをしていた。

私は私の投稿した作品のオファー相手に用意した詩などの作品を慰謝料出版して、奥付の住所に慰謝料を運んでもらわねばとも思っていたので、つぶれた作品発表サイトに残した、私が必要とする作品や情報や個人機密をガラケーで表示させて、デスクトップのパソコンに再入力する作業をしていた。締め切りがあり、過ぎると作品投稿サイトが削除される為に、何日も徹夜した。
それが聞こえるすまいりーには五月蝿かったのかもしれない。

他、ガラケーのSDカードに沢山の作品を保管したのだが、それは誰かの不明確な意志により削除されていたので、今現在は泣いている。