【青・中編・画】「marriage」我関せずの赤面症
私はすまいりーからゆいちゃんを奪った。すまいりーは私を憎んでいた。私はお金が欲しかった。
まるで、私はアンドラゴラスで、すまいりーはヒルメスだと思っていた。

だから、すまいりーに連絡をした時に、子宮ちくない症の忠犬を亡くす前に出来る事を優先しないと、私が一番狂ってしまうのだからな。と、怒鳴ってくれた。

私が一番大切な命はその忠犬だろうと。

それは事実だった。
私に体温を与え声をかけ、言葉を聞いてくれ、一緒に活きてくれるのは、近所決闘しかできない、私の大切にしてる第六感を、捨てれない私には、忠犬達しかいなかったのだから。
< 87 / 113 >

この作品をシェア

pagetop