午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
チーン…

「わ、私この階なんで…!」



本当は4階が部屋だけど、とりあえず逃げたくて3階で一歩踏み出す。


よし、逃げた…とおもったんだけど…



「逃げんなよ。お前4階だろ。同じフロアって言ってたじゃん」

「に、に、逃げてなんか…!」

「ついてこい」

「…はい」



先輩の圧と私を睨む視線に耐えきれず、私はそのまま先輩に連行された。

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