午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
「り、く…」

「バカだからお前は1回も気づかなかった。疑いもしなかった。メグは気づいてたのに」

「メグが!?」



だって、好きだったら優しくする

笑顔だっていっぱい見せる

写真だっていっぱい撮りたいし…



『ははっ、バカだな茜は。』

『おい、学校行くぞ』

『寝坊したら置いてくから』



あの陸が…私を…?



「気づかなかった…」


「鈍すぎるんだよお前が」



陸のことは好き。けどこれは…恋愛の好きじゃない。


幼なじみとして、友達として大好き。



「陸、私ね…有馬先輩のことが好きなの。」

< 113 / 158 >

この作品をシェア

pagetop