午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
午前10時30分 初めてのデート
【茜side】
「女子力を上げたい?」
「そう!!だからメグに協力してほしいの!」
合宿から戻ってきて早1週間。
この一週間私は女子力を上げるべく、いろいろ試行錯誤してみたんだけど…
結局答えにはたどり着けず、メグに泣きついた。
ちなみに、先輩とのことは合宿の日の夜にきちんとメグに報告したんだ。
「あれから先輩とは?」
「会うどころか、メッセージすら既読無視されています…」
「はぁ!?あんたどんなメッセージ送ってんのよ…まあいいや、私に任せて。私がビッグイベント作ってあげる」
「え?」
拍子抜けする私をよそに、メグは私のスマホを勝手にいじる。
あぁプライバシーが…あと個人情報…まあ、メグなら心配することもないんだけどさ?
プルルルル…プルルルル…
ん?発信音?
…な、なんか嫌な予感が
『…なに?』
数コール後、スピーカーモードのスマホからドスの効いた低い声が響いた。
「ちょ、メグ…!!」
「女子力を上げたい?」
「そう!!だからメグに協力してほしいの!」
合宿から戻ってきて早1週間。
この一週間私は女子力を上げるべく、いろいろ試行錯誤してみたんだけど…
結局答えにはたどり着けず、メグに泣きついた。
ちなみに、先輩とのことは合宿の日の夜にきちんとメグに報告したんだ。
「あれから先輩とは?」
「会うどころか、メッセージすら既読無視されています…」
「はぁ!?あんたどんなメッセージ送ってんのよ…まあいいや、私に任せて。私がビッグイベント作ってあげる」
「え?」
拍子抜けする私をよそに、メグは私のスマホを勝手にいじる。
あぁプライバシーが…あと個人情報…まあ、メグなら心配することもないんだけどさ?
プルルルル…プルルルル…
ん?発信音?
…な、なんか嫌な予感が
『…なに?』
数コール後、スピーカーモードのスマホからドスの効いた低い声が響いた。
「ちょ、メグ…!!」