午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
「いたたた…」
「だから言ったじゃん、あんまはしゃぐなって」
「うぅ…だって花火大会なんて一年ぶりですから」
並んでいたわたあめは一旦お預けで、私は有馬先輩によって強制的にベンチに座らされた。
おまけに私の足に…有馬先輩が!!触れている!!
なんか恥ずかしいよ…!!!
「せ、先輩!大丈夫ですから!」
「…は?何言ってんだよ、こんな血出てんのに」
「いたっ」
有馬先輩がティッシュで傷口に触れた瞬間伝わる電撃。
先輩、分かっててやった!?
「ちょっと待ってろ。そのへんで絆創膏もらってくるから」
「え、ちょっと先輩!」
有馬先輩は立ち上がれない私を置いてどこかへ行ってしまった。
一瞬で人混みに飲まれちゃうもんだから、もう既にその姿は見えない。
えぇー!
「だから言ったじゃん、あんまはしゃぐなって」
「うぅ…だって花火大会なんて一年ぶりですから」
並んでいたわたあめは一旦お預けで、私は有馬先輩によって強制的にベンチに座らされた。
おまけに私の足に…有馬先輩が!!触れている!!
なんか恥ずかしいよ…!!!
「せ、先輩!大丈夫ですから!」
「…は?何言ってんだよ、こんな血出てんのに」
「いたっ」
有馬先輩がティッシュで傷口に触れた瞬間伝わる電撃。
先輩、分かっててやった!?
「ちょっと待ってろ。そのへんで絆創膏もらってくるから」
「え、ちょっと先輩!」
有馬先輩は立ち上がれない私を置いてどこかへ行ってしまった。
一瞬で人混みに飲まれちゃうもんだから、もう既にその姿は見えない。
えぇー!