午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
「サッカー部に入ろうと思ってる人達何人か誘っとくから、昼休みグラウンドに集合ね!」
「…俺が勝ったら何してくれんの?」
正直めんどくさいし、ジュニアユースにも参加してたから負ける気もしないし、引き受けるつもりは無かった。
「3つだけ、言うことを聞いてあげる。雑用でも、課題でも、なんでもね!」
「へぇ…」
悪い話じゃなさそうだ。
ようは面倒なことはこいつに押し付けられるわけだし。
「あたしが勝ったら、あたしの言うこと3つ聞いてね、有馬くん!」
「いいよ」
「おいおい、小泉サン?こいつと勝負なんてやめときなよ。小学生の時から有名な監督や名門高校にも目をつけられてる奴だぞ?」
前の席のやつがそう言った。
それでも、怯むどころか強気な顔の小泉。
なんなんだ、こいつ。
「 “ 強い ” っていう噂を聞いたから勝負持ちかけてるんじゃん?言っとくけど、あたしだって負ける気しないからね!」
「…へぇ、変な奴だな。いいよ、やってやるよ」
女に負ける気はまったくない。
けど初めてであったタイプのそいつに、俺は興味が湧いた。
「…俺が勝ったら何してくれんの?」
正直めんどくさいし、ジュニアユースにも参加してたから負ける気もしないし、引き受けるつもりは無かった。
「3つだけ、言うことを聞いてあげる。雑用でも、課題でも、なんでもね!」
「へぇ…」
悪い話じゃなさそうだ。
ようは面倒なことはこいつに押し付けられるわけだし。
「あたしが勝ったら、あたしの言うこと3つ聞いてね、有馬くん!」
「いいよ」
「おいおい、小泉サン?こいつと勝負なんてやめときなよ。小学生の時から有名な監督や名門高校にも目をつけられてる奴だぞ?」
前の席のやつがそう言った。
それでも、怯むどころか強気な顔の小泉。
なんなんだ、こいつ。
「 “ 強い ” っていう噂を聞いたから勝負持ちかけてるんじゃん?言っとくけど、あたしだって負ける気しないからね!」
「…へぇ、変な奴だな。いいよ、やってやるよ」
女に負ける気はまったくない。
けど初めてであったタイプのそいつに、俺は興味が湧いた。