午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
「なに、顔真っ赤だよ」

「え、ちょっと!!変なことしたのは有馬先輩でしょ!!ひどいじゃ……っ」



私の口から出されるはずだった言葉は、有馬先輩の口付けによって止められた。


それはまさに、ほんの一瞬の出来事で。



「なっ、なっ、なっ…!!」


「何回言っても先輩の言うこと聞けない奴にはお仕置き」



なんて言って、有馬先輩はべーっと舌を出した。



その仕草もまた可愛いし…!!!


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