午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
「…別に、2人が帰ってくるまで俺らも休憩してればいいだけじゃん」

「あ、確かに!先輩頭いいですね!!」

「君と違ってね」



ムカッ


有馬先輩クールすぎるよ!…でも、かっこいい!!

先輩と同じ空間にいて、隣に座っているだけで胸のドキドキが鳴り止まない。



……これって、恋なのかな…?


やっぱり、私…



「先輩、好きです」


「……は?バカなの?」




……。




あれ、今私…



声に出してた!?




「…っ!」



やばいやばいやばいやばい!!やっちゃった!!


これ、下手したらもう一生話せないやつじゃない?


絶対ドン引きだって…!



「…いいよ」

「ですよね~!変なこと言ってごめんなさ……い……?」



あれ、先輩今なんて…?



「いいよ?付き合っても。…ただし、誰にも気づかれないように秘密にできるなら、ね。」


「……へ?」

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