午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
「はぁっ、はぁ……疲れたぁ…」
息切れの私はそのままドアに背を預けて座り込んでしまった。
……我ながら体力のなさにびっくりするよ。
ってこんなことしてる場合じゃないや!私は下駄箱探さなきゃいけないんだった!
「すいませーん…あの〜、誰かいますか…?」
恐る恐る本棚の隙間から顔を出すけど、そこに人の気配は全くない。
あるのはズラッと並べられた本だけ。
「おかしいな…さっきは確かに人影が…」
入ったときは気づかなかったけど、ここは図書室なんだ……本の数が中学校と全然違うなぁ。
古い本の優しい匂いで、どこか落ち着く雰囲気の部屋だった。
「あのー?」
おかしいな、電気はついてるのに人はいないの?
もう、今のご時世しっかり節電しないといけないのに…
「電気のスイッチどこかな?」
ゆっくり立ち上がった私。
でも次の瞬間、思い切り棚の角に足をぶつけた。
ゴンッ!!
「いった!!!」
私はしゃがみこんで左足の小指を上履きの上から握った。
小指だけぶつけた…!地味に痛い…!だんだん痛くなってくる…!
あぁ、どんだけついてないんだ私。
きっと今日のお目覚めテレビのお目覚め占いは最下位だよ。
うん、絶対そうだ。
息切れの私はそのままドアに背を預けて座り込んでしまった。
……我ながら体力のなさにびっくりするよ。
ってこんなことしてる場合じゃないや!私は下駄箱探さなきゃいけないんだった!
「すいませーん…あの〜、誰かいますか…?」
恐る恐る本棚の隙間から顔を出すけど、そこに人の気配は全くない。
あるのはズラッと並べられた本だけ。
「おかしいな…さっきは確かに人影が…」
入ったときは気づかなかったけど、ここは図書室なんだ……本の数が中学校と全然違うなぁ。
古い本の優しい匂いで、どこか落ち着く雰囲気の部屋だった。
「あのー?」
おかしいな、電気はついてるのに人はいないの?
もう、今のご時世しっかり節電しないといけないのに…
「電気のスイッチどこかな?」
ゆっくり立ち上がった私。
でも次の瞬間、思い切り棚の角に足をぶつけた。
ゴンッ!!
「いった!!!」
私はしゃがみこんで左足の小指を上履きの上から握った。
小指だけぶつけた…!地味に痛い…!だんだん痛くなってくる…!
あぁ、どんだけついてないんだ私。
きっと今日のお目覚めテレビのお目覚め占いは最下位だよ。
うん、絶対そうだ。