午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
午後4時30分 有馬雄飛の秘密
【茜side】
ガチャ…ガチャガチャ
「あれ…?」
秘密の契約を交わしてから1ヶ月。
私はいつも4時30分にドアノブをひねったんだけど…ドアは開かない。
先輩、まだ来てないのかな?
「いつもならとっくに来てるはずなのになぁ…」
ガラッ
「あ、先ぱ…じゃなかった。なんだぁ、先生か」
図書室に入ってきたのは佐々木先生だった。
「おいおい新堂、担任の先生に対する敬意が足りないぞ…!つーか竹内は?」
「んぇ?陽先輩?いや、陽先輩は今日当番じゃないですよ?ってか先生こそ有馬先輩知りませんか?」
「そうそう、有馬のプリントを竹内に届けてもらおうと思ったんだよ。有馬の家まで。」
ん?プリント…?
「有馬、38.5℃の熱で学校休んでんだよ」
「えぇ!?」
有馬先輩が熱!?
プリントってことは私が届けに行けば会えるってことだよね…?
これは…行くしかないでしょ!!
ガチャ…ガチャガチャ
「あれ…?」
秘密の契約を交わしてから1ヶ月。
私はいつも4時30分にドアノブをひねったんだけど…ドアは開かない。
先輩、まだ来てないのかな?
「いつもならとっくに来てるはずなのになぁ…」
ガラッ
「あ、先ぱ…じゃなかった。なんだぁ、先生か」
図書室に入ってきたのは佐々木先生だった。
「おいおい新堂、担任の先生に対する敬意が足りないぞ…!つーか竹内は?」
「んぇ?陽先輩?いや、陽先輩は今日当番じゃないですよ?ってか先生こそ有馬先輩知りませんか?」
「そうそう、有馬のプリントを竹内に届けてもらおうと思ったんだよ。有馬の家まで。」
ん?プリント…?
「有馬、38.5℃の熱で学校休んでんだよ」
「えぇ!?」
有馬先輩が熱!?
プリントってことは私が届けに行けば会えるってことだよね…?
これは…行くしかないでしょ!!