午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
『―で?俺に電話してきた、と』
「ほんとごめんなさい…けど私、本当に有馬先輩に会いたいんです!」
困った私が頼ったのは有馬先輩の親友、陽先輩。
こんなこと聞けるの陽先輩だけだし…!
『…なんか用でもあんの?』
「え!?えーっと…まぁ、お話がありまして…」
本当はただ単に会いたいだけなんだけれども。
しかも、熱で苦しそうに顔を歪める有馬先輩…絶対かっこいい!!ってか絶対色っぽい!
あわよくばボケて私に甘えてくれちゃったり…
「うふふ…ぐふふふふ」
『その笑い方こわいよ!?ってかシンプルにきもいよ!?』
「えっ」
『…まぁいいや、雄飛んちの住所はメッセージで送るから。じゃあね~…あ、雄飛のこと襲ったりしないでね?』
「しませんよ!!!」
ふふっと笑い声がして、電話は一方的に切られてしまった。
…陽先輩のなかで私ってどんなイメージなの?変態?
それとも有馬先輩のストーカー?
彼女ですよー!!なんて、言えないけどね。
「ほんとごめんなさい…けど私、本当に有馬先輩に会いたいんです!」
困った私が頼ったのは有馬先輩の親友、陽先輩。
こんなこと聞けるの陽先輩だけだし…!
『…なんか用でもあんの?』
「え!?えーっと…まぁ、お話がありまして…」
本当はただ単に会いたいだけなんだけれども。
しかも、熱で苦しそうに顔を歪める有馬先輩…絶対かっこいい!!ってか絶対色っぽい!
あわよくばボケて私に甘えてくれちゃったり…
「うふふ…ぐふふふふ」
『その笑い方こわいよ!?ってかシンプルにきもいよ!?』
「えっ」
『…まぁいいや、雄飛んちの住所はメッセージで送るから。じゃあね~…あ、雄飛のこと襲ったりしないでね?』
「しませんよ!!!」
ふふっと笑い声がして、電話は一方的に切られてしまった。
…陽先輩のなかで私ってどんなイメージなの?変態?
それとも有馬先輩のストーカー?
彼女ですよー!!なんて、言えないけどね。