午後4時30分 有馬先輩の秘密の彼女
あぁ、我ながらいい仕事した。

みんなが遊んでるのを見守っていよう。



「…泳がないの?」

「あぁ、私泳ぐの苦手だから…って、雄飛先輩!?」



下は水着、上は白いTシャツ。

あぁ、海が似合う。絵になるなぁ。


気づいたら目の前にいて、一瞬幻かと思ったくらい。


「せ、先輩も泳ぎに来てたんですか?ってか2人でいるの見られたら…!」

「委員会同じだし、平気だろ。ほら、あのひともこっちくるよ」



勉強合宿に来てるのは知ってたけど、まさか話しかけられるなんて…!

心の準備が…!!

< 96 / 158 >

この作品をシェア

pagetop