俺様男子が初めて愛した女の子
トントン
「涼菜お嬢様、パーティーのドレスはどれになさいますか?」
パーティーのドレスかぁ〜
あ!そうだ!
「純白と赤のドレス!あのー、前、御父様がくれたやつ!」
「お、お嬢様……あの、大変申し上げにくいのですが……………………入りますか?」
うげ!
何を言い出すかと思えば!
もう真剣に聞かないよ?!?!
そんな家でまでバカにされるとは…!
「大丈夫だよ!好きで太ったわけじゃないから!これをキープするの大変だったくらいなんだから!」
「そうでございますか…失礼いたしました。それからお嬢様、そのドレスは胸元がくっきりと開きますが大丈夫でございますか?」
「んー。大丈夫、大丈夫」
さっきもう話なんか聞かないーって思ってたらほんとに右から左へ流れていって
何を言われたのかあまり分かっていなかった