俺様男子が初めて愛した女の子




「涼菜ちゃんは知らないのかい?
まぁいい、座ってくれ。」






あたしは知らないこと?


なに?


なんか…嫌な予感しかしないんだけど!






「大英くんは知ってるようだね。
でも涼菜には話していないんだ。
いいかい、涼菜。
涼菜の婚約者の大英くんだ。」
















………は?



「それってどういう……?」






「婚約。よくある話だよ。」






ちょ、ちょっと待って!

あたしの婚約…?

それはいいけど、なんで相手がこの人なの!?



ムリムリムリ!

嘘でしょ?!


こんな俺様なやつと…?!


そうか、御父様達はほんとの大英の性格知らないんだ…


なんてこった………




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