愛だの恋だの難しすぎるんだよ…
プロローグ
「好きです…付き合ってください」

多分好きだから、付き合いたいからそう口にした。

『俺君のこと好きなんだ、だから付き合ってほしい!』
「…うん、よろしく」

その想いに応えたいと思って了承した。

だけど、うちがやったことは間違ってたらしい。
付き合ってみたら必ず彼氏にフラれて終わる。
うちが選択を間違えるから同じことを繰り返すんだ。

『お前本当に俺のこと好きなの⁉︎』
好きだと思ったから付き合った
『〇〇さ、好きなら頻繁に会うもんじゃないの?』
そんなん知らんよ。それに頻繁に会ったら何故か気持ち悪くなっちゃうんだよ。
『君さ本当は恋愛したことないんじゃない…』
そうかもしれない。けどお前に何がわかる?


もう散々なんだよ。
きっとどこかに〈好き〉を置いてきたんだな。
だって愛しいとか恋しいとか分かんないもん。
だからもう誰にも近づかない。近づけない。

これが…正解
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