君を忘れるその日まで。


【親愛なる祐樹様へ。


これが最後の手紙になるから、初心にかえって書き方を戻してみたよ!


さて、今まで思い出話とかくだらない話ばかりを書いていた私ですが、
今日は私から祐樹への日頃の感謝を伝えようと思います!


けっこう恥ずかしいから、今日の手紙のことは学校で会った時には触れないでくれると嬉しいな。


祐樹と私が初めて出会ったのは、2年生のクラス替えの時だったね。


出席番号が1番後ろだった祐樹と、1番前だった私は席が前後で、私が声をかけたのが始まりだったよね。


って言っても、祐樹は覚えてないかな?笑

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