イルミネーションに彩られて
「あのね、蓮君…」と私は話始めた。
「蓮君に告白されてから、ずっと考えてた。気づけば蓮君のこと目で追ってたし、女の子にキャーキャー言われてるのは苦しいの」と私が言うと、
「それってもしかして…先輩俺のこと好きだったの?」と蓮君に聞かれた。
私は頷いた。
「じゃあ、何であの人には楽しそうに話してたの?」と蓮君は言った。
「蓮君の話をしてたのよ。去年の話もしてたけど…」と私は照れながらボソボソと言った。
「…信じられない…俺はまだ好きなんだとばかり思ってた…。俺だって先輩がモテてるの悔しかったんですよ?けど…そいつらに見向きもしないから少し安心してて…。けど…あの人に向ける笑顔は俺の1番好きな顔で…悔しくて、勝手に焦って…」と蓮君は言った。
私はただごめんねと謝った。
「先輩…俺と付き合ってくれますよね?」と蓮君は聞いてきた。
長くなったけど、私はヨロシクお願いしますと頭を下げた。
私は蓮君に抱き締められ、キスをした。
そして、今度は恋人として手を繋ぎ、ツリーを見に戻った。
「ほんとはね、このツリー見るたびずっと蓮君と一緒に見たいなって考えてた」と私が言うと、蓮君は笑い、私たちはもう一度唇を重ねた。
ツリーを見ながら、蓮君は私の耳もとで囁いた。
『これから何年先も、ずっと二人でここに来よう』って。
クリスマスに起きた小さなキセキ。
私と蓮君は恋人になった。そして毎年のように二人でここで愛を囁きあった。
数年後ー
ジンクス通り、私たちは結婚した。
雄大先輩に報告するとおめでとうって言ってくれた。
雄大先輩もあの後、彼女とちゃんと仲直りし、結婚した。
「蓮君に告白されてから、ずっと考えてた。気づけば蓮君のこと目で追ってたし、女の子にキャーキャー言われてるのは苦しいの」と私が言うと、
「それってもしかして…先輩俺のこと好きだったの?」と蓮君に聞かれた。
私は頷いた。
「じゃあ、何であの人には楽しそうに話してたの?」と蓮君は言った。
「蓮君の話をしてたのよ。去年の話もしてたけど…」と私は照れながらボソボソと言った。
「…信じられない…俺はまだ好きなんだとばかり思ってた…。俺だって先輩がモテてるの悔しかったんですよ?けど…そいつらに見向きもしないから少し安心してて…。けど…あの人に向ける笑顔は俺の1番好きな顔で…悔しくて、勝手に焦って…」と蓮君は言った。
私はただごめんねと謝った。
「先輩…俺と付き合ってくれますよね?」と蓮君は聞いてきた。
長くなったけど、私はヨロシクお願いしますと頭を下げた。
私は蓮君に抱き締められ、キスをした。
そして、今度は恋人として手を繋ぎ、ツリーを見に戻った。
「ほんとはね、このツリー見るたびずっと蓮君と一緒に見たいなって考えてた」と私が言うと、蓮君は笑い、私たちはもう一度唇を重ねた。
ツリーを見ながら、蓮君は私の耳もとで囁いた。
『これから何年先も、ずっと二人でここに来よう』って。
クリスマスに起きた小さなキセキ。
私と蓮君は恋人になった。そして毎年のように二人でここで愛を囁きあった。
数年後ー
ジンクス通り、私たちは結婚した。
雄大先輩に報告するとおめでとうって言ってくれた。
雄大先輩もあの後、彼女とちゃんと仲直りし、結婚した。