忘れて、思い出して、知る
岡本栞





耳元でアラーム音が鳴り響く。





部屋の外では小鳥のさえずりが聞こえてくる。





ベッドから体を起こし、顔を洗い、その日一日の準備をする。




そして、いつもの日常が始まる。





何気ない、平和な日常。






誰もがこのような朝が来ることは当たり前だと思っていて、日常が崩れることがないと、勝手に思っている。




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