幸せの晴れ
「えっ?」
おじさんの話を理解するのが難しい。
私は助けてもらったし、この優しい顔でイイ人だと思ってしまったけど
それは勘違いなのだろうか?
最初から“そーゆー目的”で私を助けたのだろうか?
私が返事に困っていると、
「ごめん、ごめん。何だか怪しいよね。
詳しく話したいから、そこの喫茶店にでも入らない?」
おじさんは笑いながら近くにあった喫茶店を指さした。
「…はい。」
怪しいとは思いつつも、私はついて行く事にした。