幸せの晴れ


物凄く奇妙な関係の私達だけど、

私はこの関係が心地のいいものになってきた。


誰かに頼るなんて本当は怖いはずなのに、どうしてだろう?


清水さんには甘えている私が居た。


その日、清水さんは日付がかわって少しすると自宅へと帰っていった。


1人になるとやっぱり少し寂しく感じる。



翌日のお昼頃、メールの受信音で目が覚めた。


そのメールは晴也からで、


[俺は、陽菜ちゃんの事信じてるから]


という一文だった。


信じてる…。


晴也は私を必要としてくれてるのかな?


…でも、晴也には亜紀がいる。
< 139 / 286 >

この作品をシェア

pagetop