幸せの晴れ


「3月でベテラン達が辞めちゃって、新人ばかりだから大変だよ。」

「慌ただしく動き回ってたもんね。」

「うん、ヘトヘト。」


瑞穂ちゃんは本当に疲れた顔をしていた。


「さっ、でも今日は陽菜ちゃんと遊ぶから元気出そう。」

「アハハ、瑞穂ちゃんはタフだね。」

「エヘヘ。」


そう、私が今日ここに来たのは瑞穂ちゃんと遊ぶ約束をしていたから。


私服に着替えた瑞穂ちゃんとお店を出た。


「どうしようか?」

「中途半端な時間だけど、私お腹すいてるからケーキ食べに行かない?」

「うん、いいよ。行こう。」
< 169 / 286 >

この作品をシェア

pagetop