幸せの晴れ


「あのね、清水さん。
友達が晴陽に会いたいって言ってて、だから家に上げてもいいかな?」

「うん、いいよ。」

「ありがとう。」


瑞穂ちゃんも新くんも、マンションの前までは来た事があるけど中までは入った事がない。


清水さんの事も親戚のおじさんと言っていて、

そこに居候させてもらってると話していた。


それに、このマンションは清水さんの所有であって私のものではないから、

何となく家に入れるのをためらっていた。


けど、清水さんの了承も得たから明日、瑞穂ちゃんと新くんを家に呼ぼう。
< 188 / 286 >

この作品をシェア

pagetop